ossannnohitorigoto’s diary

おっさんの独り言

おっさんの独り言

 こんにちは。今日は昨日の予告通り「特定機密保護法」について述べたいと思います。

 

 此の法律はご存じの通り、第二次安倍内閣が2013年10月閣議決定し、第185国会に提出、同年12月6日成立、同年12月13日公布された法律である。

 

 正直此の法律が成立した時、私は此の国の安全保障は終わったと感じた。「いっそ、どの事項を秘密とするのか国民投票で決めろ」、と思った。

 

 全ては記さ無いが、第1号、自衛隊に関する事項、イ)、自衛隊の運用又はこれに関する見積もり若しくは計画若しくは研究。ロ)、ハ)、・・・。

第2号、イ)、ロ)、ハ)、・・・。第3号、・・・。第4号、・・・。

 と続くが、日本の安全保障に関する事項のうち、特に秘匿を要するものについての「特定秘密の指定」、「適正評価の実施」、「特定秘密の提供」、「漏洩等に対する罰則、防止」(ちょっと略し過ぎましたが)が定められた。

 

 そして、事も有ろうに「国及び国民の安全の確保に資する」趣旨で有る、と来た物だ。国、此れは解る。解ると言うよりそうしたかったのだから。しかし、国民、此れは解らない、納得等出来ない。国民は知らなくて(知らない方が)良い事は知らせ無い。と言うのか。

 

 2015年、ジャーナリスト等らが国を相手に法律の無効確認等で訴訟が行われたが原告敗訴の判決を言い渡され、更に訴えに対しては審理もされず却下された。

 

 国民有りきの国家、政治、で有るのではないのか。阿部君に「国民の知る権利」等と言っても通用しないだろうが。戦前の治安維持法とは何処が違うのか。

 

 内閣府自民党、等のHPに噛み砕かれた内容やQ&Aが出典されて居る。

 

 阿部君に言いたい。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。

 しかし、君には経験に学ぶ前に、先ず憲法を学んで欲しいが。